冬の寒さを乗り切るために大切な4つのポイント

季節の漢方 漢方で寒さを乗り切る!

寒い日が続いています。
寒さと乾燥により体の免疫力が弱まるこの季節は、一年で最もカゼをひきやすい時。
一年の体の疲れを癒し、エネルギーを補充し、新しい春の始まりに備えましょう。
冬の養生法のポイントは4つです。

この4つに注意して、日々の生活を心がけましょう。

冷えに注意!

冬は1年で最も寒い季節です。
寒さで身体が冷えてしまうと、風邪や、四肢の冷え、局部や関節に起こる慢性の痛みの悪化などの症状が現れます。 

冷えに注意!

主な症状 健康状態とその他の症状 商品名 処方日数
風邪の初期 体力がある、胃腸が強い
  • 葛根湯
体力がない、胃腸が弱い
  • 桂枝湯
かぜの中期 長引く風邪
  • 柴胡桂枝湯
かぜの後期 風邪の後の食欲不振や疲労倦怠感
  • 補中益気湯
咳風邪 痰の少ない乾いた咳
  • 麦門冬湯
喉や胸がつかえる咳
  • 半夏厚朴湯
くしゃみ・鼻水 透明な鼻水
  • 小青龍湯

体の芯から温めてくれるアイテム

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乾燥しないように!

皮膚の乾燥によりかゆみやアトピーが出やすくなります。のどや気管の乾燥により咳やカゼにも注意が必要です。
冬の漢方その2

  • 紫雲膏
  • 紫雲膏しうんこう (塗り薬)

    皮膚の乾燥には最適の塗り薬です。
    平成22年6月に放送されたテレビ番組「魔女たちの22時」で「シミが消えた!」と紹介され、一躍話題となりました。 紫根を買い求める女性により、紫根が入手困難になったのは、記憶に新しい話です。
    紫根は、漢方では紫雲膏という軟膏で江戸時代から使われており、血行を良くし、皮膚の再生を促します。「潤す」軟膏・クリームは他にも色々ありますが、「血行を良くする」・「皮膚の再生を促す」ものは、なかなか存在しません。 そこが紫雲膏の大きな特徴であり、古くから愛用されてきた理由です。その他、詳しい説明はかわら版 第126号 紫雲膏特集をご覧ください。

    紫雲膏の詳細を見る

  • 本草閣のど飴
  • 本草閣のど飴 (のど飴)

    漢方一筋180有余年の本草閣が作った「本格のど飴」漢方の本草閣が監修したのど飴。
    配合、薬草の質、製法にこだわり抜きました。
    喉をいたわる薬草を、根、茎、葉、果実・花と植物の部位すべてから組み合わせ、配合いたしました。
    植物の恵みいっぱいののど飴です。

    本草閣のど飴の詳細を見る

血行改善!

寒さにより血行が悪くなります。
血行が悪くなると病気につながることもあるので注意が必要です。
漢方薬の他にも、仙草湯や、みかんの皮を入れたお風呂に浸かるのもオススメです。
冬の漢方その3

  • 松寿仙
  • 松寿仙しょうじゅせん (漢方)

    熊笹、人参、赤松が身体を温めてくれて、血液の流れを良くしてくれます。血液をサラサラに、血圧を安定にしてくれます。

    松寿仙の詳細を見る

免疫力アップしよう!

冬は東洋医学で言う「五臓」の中でも特に「腎」の養生が大切な時期です。
腎を養ってあげて、免疫力を高めましょう!

冬の漢方その4

  • 六味丸
  • 六味丸ろくみがん (漢方)

    肌が乾燥してかゆみがある方、潤す力が弱った方におすすめです。
    生薬の「地黄」、「山薬」、「山茱萸」が肌を潤してくれます。
    年齢とともに衰えを感じる方にもよいです。

    六味丸の詳細を見る